働いている方の中では、子育て中の人や介護をしている人、家庭との両立をしながら働いているなどさまざまな状況があるかと思います。そういった状況でなくとも、自身の趣味や自己啓発などに優先的に時間を使いたい方もいるものです。自身のライフスタイルを優先するには、ワークライフバランスを取れる職場に就くことが重要になってきます。では、ワークライフバランスを確保するには、どのくらいの年間休日が必要になってくるのでしょうか。
一般的に休日が多いといわれる目安のラインは120日以上です。しかし、ここで見ておきたいのが120日の内訳です。特に、周囲の人と休みを合わせたいのであれば、完全週休2日と祝祭日が休みになっており、ほとんどカレンダー通りの土日祝が休みであるかどうかを確かめましょう。この形であれば、ある程度ワークライフバランスは取りやすくなるはずです。
一方、年間休日が同じであっても、上記のような完全週休2日+祝祭日で120日以上ではないケースも存在します。それが4週8休+祝祭日で120日以上のパターンです。毎週必ず2日の休みではなく、4週28日の内で8日の休みはあるのとでは、休みの感覚が全く異なります。後者の場合、2日の休みが取れない週も出てきます。よって日数は同じでも、後者はワークライフバランスを取るために工夫が必要になってくるのです。特に子育て中や、家庭との両立をしながら働いている人にとっては、固定された休みの方が、予定が立てやすく、家族と休みを合わせやすいでしょう。
年間休日の多さに加えて、注目しておきたいのが平均残業時間です。いくら休日が多くても残業が多ければ、ワークライフバランスが取りにくい状態になります。もちろん休日が多ければ、仕事に対するストレスや、肉体的疲労を軽減することができます。ただ、日々残業が重なるような現場であれば、休日休もうにも休まりません。プライベートを重視したいのなら、隅々までしっかりチェックしておくことをおすすめします。
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